何の説明会を求めたか

 何故、その説明会が大切か


湯崎漁港整備事業についての反対請願書
白浜町議会議長 楠本 隆典 殿
【請願項目】
湯崎漁港整備事業(以下、当事業という)に反対します。
【請願趣旨】
 海浜は重要な自然環境なので保全が基本、特に白良浜は観光産業に与える貢献度は多大であります。
 当事業により白良浜に対する影響があると観光経済が大きく衰退し中小零細企業への計り知れない影響が予測されることから 、工事実施には十分な情報が公開され、町民的な合意が形成されていることなどの厳格な条件が必要です。
 このようなことから、私達は、当事業による白良浜周辺への影響を大変憂慮し、白良浜が影響を受けたら大変だとの思いから「湯崎漁港周辺整備事業を考える会」をさる5月20日に設立しました。
 再三の町民に対する説明会開催要望を町当局にしたにも係らず、説明会の開催もなく、平成18年6月8日午後1時に開催された白浜町議会全員協議会資料によると総事業費18億余円の内、平成18年度予定として1億円の予算が計上され、その内容が測量、設計、地質調査、本工事一式と記載があり、当事業が強行されようとしています。
 町民に対する説明会が開催されない以上、私達は当事業が実施されることに反対します。
 何卒、本請願を御採択くださいますようお願い申上げます。


白浜町長    立谷誠一殿
白浜町議会議長 楠本隆典殿
                 湯崎漁港周辺整備事業を考える会(以下、当会という)
                      代表 鈴木喜徳郎  住所 白浜町946-1
                          菊原節太郎  住所 白浜町1919-1

平成18年6月議会採決前に説明会開催を求める要望書

  白浜町発展のため日夜御尽力賜りますこと厚く御礼申し上げます。
さて、別紙、説明会をもとめる署名は、浜通り、御幸通り地区の住民より6月議会採決前に湯崎漁港整備計画の説明会開催をもとめる署名活動の強い要望が当会にあり、当会も賛同し、要望のあった浜通り、御幸通りや各地区の住民が、署名活動を展開中ですが、当会は6月議会の日程を考慮すると、署名活動並びに署名者の意が通じないことから、急遽 、署名活動の強く要望のあった浜通り、御幸通り地区の住民が署名活動したのに限り集計を行いました。
  湯崎漁港整備事業よる白良浜への影響を大変憂慮しています。
  別紙、署名者の趣旨をご理解くださいますようにお願い申しあげますと共に、下記の通り、6月議会採決前に説明会開催を求める集計要望署名を提出します。


 上が請願書です。下が要望書です。

 上下の赤太字のところに意味があります。

 

その理由です。

 

平成17年12月議会一般質問

質問順7番 南議員の質問

2点目です。湯崎漁港整備計画についてお伺いいたします。

質問内容は、省略した。
議長
再質問に対する、当局の答弁を求めます。
番外 建設課長 角前君

 それから、白良浜側の人の考え方はということです。先ほど申しましたように町内会、婦人部、それから旅館からの関係団体の皆さんに入っていただいて、会議をやっております。それから白浜側というのは白良浜に面した方々ということなんでしょうか。それは今年になって、自治連の総会の席でもこの説明をして、その後、これに対して云々と言うお話しは何も聞いておりません。この事業に反対だといっている方がおられるのでしょうか。私はそういうことを聞いていないのです。以上です。


 何の説明会を求めたか、何故反対か

 平成17年5月18日白浜町自治連絡協議会総会で説明して、その後、反対だと云うお話しを聞いていないと云う意味。

 何の説明会を求めたか

 本会は、5月20日から平成17年5月18日白浜町自治連絡協議会総会での資料による町当局に再三説明会を求めたのです。

 平成18年6月議会で可決承認された湯崎漁港整備事業の説明を求めたのではありません。

 何故反対か

 説明会は白浜町自治連絡協議会総会での資料による開催されなければ反対なんです。

 説明を聞かなければ、白良浜への有無が判断できないから反対です。

 町民の皆さん聞いて納得していますか。
 この事業に反対だといっている方がおられるのでしょうか。私はそういうことを聞いていないのです。

 この答弁で、事業が継続されて、平成18年6月議会で湯崎漁港整備事業が可決承認た。

 だから、本会だけでなく、住民のご参加と協力で要望して、

 6月議会採決前に湯崎漁港整備計画の説明会開催を求めたのです。

 まとめると

 議会採決までは、説明会開催請願で、下記の町当局の議会提案に大きな問題がある。その日以降は反対と云う意味です。


 町当局の議会提案に大きな問題がある。

 @、計画の段階で住民との対話

  観光産業に大きな影響や自然破壊が危惧される場合は、計画立案の段階から発展し、自然破壊が危惧されないような、計画案について町当局と住民が話合われることが基本ではないだろうか。

 A、必要な調査
 その上に立って、調査が必要な場合は中立機関による開かれた調査がなされ、

 B、調査結果の住民との対話

 その調査結果の説明会開催がなされ、住民納得の上で、

 C、議会採決

 議会可決承認、工事実施ではないでしょうか。

                   記/2006-06-29