考える会の公開質問状についての解説
水産庁の通達に、計画を県などに提出するときは、最低限しなければ計画を認めないと記載されています。
それによると
地元漁協、地元住民の調整
 注、調整とは合意又は賛成と思われる。
地域の声の反映
 注、賛成が多いでしょう。

これらについて質問したのです。
注は私の解釈です。

下記が原文です。

湯崎漁港整備事業に関する公開質問状

  白浜町長 立谷誠一殿

                                              平成18年11月13日

                           湯崎漁港整備事業を考える会(以下、当会という)

                                             和歌山県白浜町946−1

                                                   代表 鈴木喜徳郎

                                                      菊原節太郎

 

当会は、平成18年10月30日白浜町 中央公民館で開催された説明会で共同漁業権者より「事前説明がない」との意見で説明会が大混乱し、説明会が流会となったことに疑問を感じ、国の基準を入手した。

「平成18年度水産関係公共事業の新規採択の考え方」{水産関係公共事業の事業評価実施要領(平成11年8月13日水産庁長官通知)}によると「前提条件は事業の必要性を図る観点から事前評価を行うに当り最低限満足することが必要」とあり、具体的に以下の項目について確認する、と記載があります。

1  前提条件

1  1.1    事業の必要性(以下略)

  1.2    事業の採択要件(以下略)

1.    1.3   事業を実施するために必要な調査(以下略)

1.4             1.4           事業を実施するために必要な調整
以下に掲げた項目の調整が完了しているかを確認する。
@地元との調整
地元漁業者、地元住民等の同意が得られているか。地域の声が反映されているか。
A関係部局との調整(以下略)

平成18年5月に 白浜町は湯崎漁港整備事業新規採択を国から受けており、当然この前提条件が満たされていることを国県に報告していると思う。

そこで当会は、町が国県に報告したこの前提条件に係る以下の質問に対する回答を求める。質問への回答は公開の場で、期限は平成18年11月20日までとする。

 質問事項

1.前提条件1.4‐@「地元との調整」のうち、地元漁業者について具体的にお答え願いたい。また、同意とは何を持って同意としたのか。国県に報告した通りにお答え願いたい。

2.前提条件1.4‐@「地元との調整」のうち、地元住民について具体的にお答え願いたい。また、同意とは何を持って同意としたのか。国県に報告した通りにお答え願いたい。

3.前提条件1.4‐@のうち「地域の声が反映されているか」について、国県に報告した通りにお答え願いたい。

                                                                 以上